ブリヂストンは23日、インドネシア子会社のブリヂストン・アストラ・インドネシア(BSAI)が新工場の開所式を同日に実施したと発表した。BSAIは、自動車部品の製造と販売を行うインドネシアのアストラ・オートパーツとの合弁で西ジャワ州プルワカルタに設立した自動車用防振ゴムの生産会社で、合計投資金額は約1740億ルピア(約14億円)の予定。

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自動車用防振ゴムは、自動車のエンジンやサスペンション周囲に装着し、音と振動を制御することにより、車の静粛性や乗り心地の改善に寄与する。

ブリヂストンはこれまで、自動車用防振ゴムの生産拠点を5カ国7カ所に保有していたが、さらなるグローバル展開を図るためには、東南アジア地域の主要な自動車生産国であるインドネシアに生産拠点を保有する必要があると判断。2015年8月に6カ国目の生産拠点としてBSAIを設立した。出資比率はブリヂストンが51%、アストラ・オートパーツが49%。

BSAIは当面、インドネシアの完成車メーカー向けに製品を供給するが、将来的には東南アジア地域への輸出も視野に入れる。

また、新工場の稼働で、インドネシア国内の生産品目拡充や製品品質の向上、新技術の導入を進め、ブリヂストンのグローバルでの原材料調達網やアストラ・オートパーツのインドネシア国内サプライチェーンを活用するなど、同国内の自動車用防振ゴム事業の競争力強化を図る。

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