自動車部品・産業機械大手の独シェフラーはこのほど、東南アジア初の自社工場となるタイの新工場を開所した。フェーズ1(第1次投資)では自動車のエンジンやトランスミッション用の部品を生産する。

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新工場はバンコクから約150キロメートルにある中部チョンブリ県の「ヘマラート・チョンブリ工業団地2」に開設。フェーズ1の生産ラインは、5万5000平方メートルの敷地の一角を占め、クラッチディスクとクラッチ圧力板、機械式・油圧式ベルトテンショナー、シンクロナイザー用リング、クラッチリリースシステムなどを製造する。生産施設はモジュール化のコンセプトに基づき、製造ラインを追加できるように設計。フェーズ2の製品については現在計画中という。

シェフラーグループの自動車部門担当の最高経営責任者(CEO)であるノルベルト・インドレコーファー氏は「タイの新工場により自動車部門の生産ポートフォリオを拡大する」と説明。「現地生産により顧客との距離を縮めることができ、これまで以上に高品質な製品と先進の製造技術を提供できるようになる」と述べている。

新工場は、アジア太平洋地域の生産および研究開発能力を拡大するための戦略的投資の一環という。

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