ホンダは22日、米オハイオ州イーストリバティ四輪工場で、5代目となる新型「CR―V」の生産を世界に先駆けて開始したと発表した。米国で今冬から発売。北米のほか、グローバル市場にも供給する。

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CR―Vは米国で1997年に販売を開始し、累計販売は400万台に上っている。新型CR―Vは、イーストリバティ工場とカナダのオンタリオ州アリストン工場に加え、今回初めてインディアナ州グリーンズバーグ工場で生産する。新開発の1500ccターボチャージャー付きエンジンは、オハイオ州アンナのエンジン工場で製造する。

イーストリバティ工場は1989年12月に稼動。82年のメアリズビル四輪工場に続き、ホンダの米2カ所目の四輪車工場として生産を開始した。これまでにホンダの「シビック」や「エレメント」「アコード」「CR―V」のほか、アキュラの「RDX」と「CL」などを生産してきた。年産能力は24万台。従業員数は2350人に上る。

2016/11/24

 

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