イランの国民車メーカー、イラン・ホドロ(IKCO)は12日、新型車4種の開発プロジェクトを進めていることを明らかにした。昨年からセダン「デーナ」と新型ピックアップトラックのプロジェクトに着手。今年からCクラスとDクラスのセダンの開発を開始しているという。


研究開発(R&D)担当のPourmojib副最高経営責任者(副CEO)によれば、このほか31件の改良プロジェクトが進行中で、イラン暦の今年(2014年3月21日~15年3月20日)中に完了する見通し。このなかには、「ルンナ ELX」セダンも含まれるという。

同副CEOはまた、新型車の開発を目的に新合弁事業の設立を検討していると述べ、中国にデザインオフィスを設置する計画を明らかにした。このためにピーター・スティーブンスやピニンファリーナ、ブルー・デザインなどの協力を求めることを検討しているという。

さらに、同副CEOは、オートマチックトランスミッション(AT)の生産について、海外企業と提携する国内メーカーから協力の申し出を受け、このうち1社と契約を交わしたことを明らかにした。社名については公表していない。

2014/8/13

 

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