全地球測位システム（ＧＰＳ）・無線通信業界向けの市場調査とコンサルティングサービスを提供するＣＪドリスコル＆アソシエイツは20日、「中国の商用テレマティクス市場に関する調査報告書（2014-15 Commercial Telematics Market：China）」を発表した。これによると、中国では現在、500万台以上のＧＰＳフリート追跡装置および北斗衛星導航系統（ＢＤＳ）追跡装置が、自動車や重機、その他の資産をモニタリングするために使用されている。政府による規制強化などにより、2018年までに1200万台以上に達する見通しで、近い将来に米国市場を上回る方向にあるという。

同報告書では、フリート市場の潜在的規模と成長速度に加え、主要フリート分野におけるＧＰＳ／ＢＤＳ市場浸透度の推計について、広範な統計が含まれている。さらに、中国のフリート管理ソリューションと欧米市場の顕著な違いについても分析している。

2014/8/21