顧客満足度の調査機関である米国顧客満足度指数(ACSI)は26日、自動車の顧客満足度調査の結果を発表した。業界平均は2年連続で低下し、前年比1.2%減の100店満点中の82点となっている。
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ブランド別の首位はダイムラー傘下のメルセデス・ベンツで、2%減の86点だった。2位はスバルで1%減の85点。平均の82点を上回っている10ブランドのうち8ブランドが外資系となっており、米国系は5位のビュイックと8位のシボレーだけが平均を上回った。

外資優位の構造は崩れていないが、前年から改善したのもビュイックとシボレーだけであったため、外資と国内勢の格差はわずかに縮小したことになる。

ACSIのクラース・フォーネル会長は今回の結果について「いくつかの高級車ブランドにとって厳しい数値が出た。消費者は普通の車よりも多く支払った金額の分の価値を求めている」と述べた。

今回の指数は、乗用車と小型トラックを最近購入した4360人を対象としており、4月22日から5月29日までの期間に電話や電子メールで実施した調査に基づいている。

2014/8/27

 

 

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