自動車部品大手の独シェフラーはこのほど、2013年の実績に基づき、同社のベストサプライヤー14社に対し、「シェフラーサプライヤー賞」を授与したことを明らかにした。


シェフラーは、73の製造拠点で約1300社のサプライヤーから資材の提供を受けている。シェフラーサプライヤー賞は、優れた品質と信頼性、競争力のあるコスト構造、サービス、革新性、グローバルプレゼンスを評価の基準としている。

受賞企業は、▽天辻鋼球製作所(日本)▽American MSC(米国)▽BASF(ドイツ)▽CALVI(イタリア)▽Dongkuk Industries(韓国)▽Erdrich Umformtechnik(ドイツ)▽Kamax Automotive(ドイツ)▽KLS Ljubno(スロベニア)▽神戸製鋼所および神鋼商事(日本)▽Quzhou JW Machinery(中国)▽Reinhold Mendritzki Kaltwalzwerk(ドイツ)▽Salzgitter Mannesmann Stahlservice(ドイツ)▽Zhangjiagang Hongyang Metalwork Manufacturing(中国)▽Zhejiang Continents Xinchun Group(中国)――の14社。

■14年の調達額45億ユーロに

シェフラーが2014年に購入するスチールをはじめとする生産材料、部品やモジュールは約45億ユーロ(約6439億円)に上る見通し。これは、調達費用全体の約65%に相当する(投資を除く)。

シェフラーサプライヤー賞は、ドイツの自動車部品・タイヤ大手コンチネンタルと調達協力の一環として実施している「プレミアムサプライヤー賞」と1年おきに授与されている。

2014/11/6

 

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