ドイツの自動車部品・タイヤ大手コンチネンタルは27日、拡張したシンガポールの研究開発(R&D)センターを開所した。総投資額は2970万シンガポールドル(約26億9000万円)。

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同社はアジア地域にR&Dセンターを29カ所保有している。シンガポール子会社のコンチネンタル・オートモーティブ・シンガポールは2007年の設立で。アジアで最大規模のR&Dセンターの1つ。拡張後の述べ床面積は5000平方メートルで、約450人が研究開発に従事する。

コンチネンタルのアジア地域の売上高は約64億ユーロ(約9397億円)で、特に内装部門が継続的に増収に貢献している。コンチネンタル・オートモーティブ・シンガポールの会長で、コンチネンタルの計器&ドライバーHMI事業部の責任者であるエルコ・スポエルダー氏は、シンガポールのR&Dセンターを拡張することは、アジアの開発、生産事業を強化する戦略を反映した措置だと述べている。

2014/11/28

 

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