ドイツの鉄鋼・工業製品メーカー、ティッセンクルップ(ThyssenKrupp)は26日、中国子会社ティッセンクルップ・チャイナが19日に江蘇省の常州国家ハイテク産業開発区(CND)に電動パワーステアリング・システム工場を建設するため、7500万ユーロ(約100億3600万円)を追加投資したことを明らかにした。同工場は2016年に生産を開始する予定。常州市には現在、約200社の自動車関連企業が拠点を置いているという。


ティッセンクルップはまた、CNDにあるエンジン工場、ティッセンクルップ・エンジン・システムズ(常州)が好業績を上げたため、3033万ユーロ(約40億5900万円)の追加投資を実施することも決定。同工場は初期投資額3800万ユーロ(約50億8500万円)で操業を開始していた。今回、プロジェクトの第2段階として建設される工場は、カムシャフトシリンダー・ヘッド・モジュールを生産する。

2015/1/28

 

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