現代自動車は3日に開幕したソウルモーターショーでコンセプトカー「Enduro」を世界初公開した。3ドアのクロスオーバー車で、新デザインシグネチャーを採用した6角形のフロントグリルとアルミ製エアロブレードによるフェンダーが特徴。
モデル名は「Endurance(耐久性)」に由来しており、バイクのエンデューロレーシングにインスパイアされたデザインが基調となっている。地元メディアによれば、Enduroは2000ccガソリンターボエンジンと7速デュアルクラッチトランスミッション(DCT)を搭載。全長4271mm、全幅1852mm、全高1443mm、ホイールベースは2650mm。
このほか現代自はソウルモーターショーで、同社初の市販のプラグイン・ハイブリッド車(PHV)である「ソナタPHEV」と、3月のジュネーブモーターショーで世界初公開した新型「ツーソン」を公開している。
■双竜自はSUVコンセプト「XAV」世界初公開
一方、インドの自動車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)傘下の双竜自動車は、ソウルモーターショーで小型SUV(スポーツタイプ多目的車)のコンセプト「XAV」を世界初公開した。
1600ccエンジンとリチウムイオン電池、フロントとリア部の電気モーターから成る「e―4WD」システム搭載。エレクトリック・エア・サスペンションを採用し、走行快適性を高めた。
ソウルモーターショーは今月11日まで開催される。
2015/4/6