椿本チエインは8日、オランダ子会社の椿本ヨーロッパの100%出資により、チェコ中央部ボヘミア州コリーン市に自動車部品の製造・販売会社を設立すると発表した。7月に設立する予定。工場は2017年11月の稼動を予定する。


同社は、自動車エンジン用タイミングチェーンドライブシステムのサプライヤーとして、世界7極でのグローバル生産体制で国内外の自動車メーカーに供給。欧州市場向けには英子会社の椿本UKが同システムを生産、供給しているが、欧州の自動車メーカー向けビジネスの拡大に対応するため、欧州第2の製造拠点としてチェコに新会社を設立する。

新会社の商号はツバキ・オートモーティブ・チェコ(仮称)。工場の敷地面積は約4万1000平方メートルで、建屋面積(第1期)は約5000平方メートルを見込む。従業員数は17年の工場稼働時が約40人、19年が約80人となる予定だ。

2015/5/11

 

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