フォルクスワーゲン(VW)傘下のスウェーデンのトラック大手スカニアは25日、アルゼンチンのトランスミッション工場の欧州向け輸出が過去2年間で600%増を記録したことを明らかにした。


スカニアは2013年以降、4300万米ドルを投じ、アルゼンチン北部トゥクマン州の工場を改修。これにより同工場の効率性と生産性が大幅に向上し、欧州向け部品輸出の急増につながったという。

トゥクマン工場のバストス社長によれば、同工場の生産に占める欧州向け輸出の割合は、2年前の5%から35%に上昇したという。残りの65%は、スカニアの中南米の生産拠点であるブラジルのサン・パウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポの工場に送られている。

スカニアのトゥクマン工場は来年、操業開始40周年を迎える。

2015/5/26

 

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