中古車と自動車用部品の販売と輸出入を手掛けるビィ・フォアード(本社:東京都調布市)は5日、アフリカ内陸部のサービス拡充のため、ジンバブエの首都ハラレに公式エージェントオフィス「BE FORWARD-SBS Avondale Shopping Mall Office」を開設したと発表した。

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同社は、ページビューが月間約6000万に上る電子商取引サイトを通じて中古車を販売しており、その約6割をアフリカ諸国に輸出。今後の業務拡大のためにはジンバブエをはじめとするアフリカ内陸部への陸送が課題となっている。

ジンバブエに対しては、タンザニアのダル・エス・サラーム港からザンビアを経由して輸送するルートと、南アフリカのダーバン港から輸送するルートの大きく2通りの輸送ルートがある。車両の受け取りには通関業務など個人で行うことが大変難しいものもあり、現地でのサポート体制の強化が急務となっていたという。

6月1日に開設したオフィスには7人のスタッフが常駐し、車両の販売業務をはじめ、通関業務、納車サービス、購入前後のサポートや、アフターケアなどのサービスを手掛ける。これにより現地のサービスを強化し、より身近で便利なサポート体制を整える。

同社は2015年のジンバブエの販売を前年実績の2万6396台から3万台に引き上げる計画だ。

2015/6/8

 

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