ミシガン州経済開発公社(MEDC)は28日、中国系の自動車部品メーカーであるYFSオートモーティブ・システムズがデトロイト市内に新工場を建設すると発表した。


地元メディアによると、投資額は2690万米ドルで、主に自動車メーカー向けに燃料タンクなどを製造する。2017年中に開所する予定で、当初の従業員は50人、フル稼働時には160人まで増員する方針だ。

新工場の敷地面積は30エーカー(約12万1400平方メートル)で、建屋面積は15万平方フィート(約1万3940平方メートル)となる。

YFSはオハイオ州への進出も検討していたが、MEDCからの助成金130万米ドルや、デトロイト市による固定資産税の減免措置などにより、デトロイトへの進出を決めた。

YFSは1988年の設立で、テネシー州ギャランティンに本社を置く。14年に中国の江蘇省揚州市に本社を置くYAPPオートモーティブ・パーツ(亜普汽車部件)に買収されている。

2015/7/30

 

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