カナダのトロントに本社を置く自動車部品メーカー、マルチマティック(Multimatic)の米子会社マルチマティック・テネシーは27日、テネシー州ルイスバーグに新工場を設置すると発表した。

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建物の改修とロボット溶接機の導入に2000万米ドル以上を投じる。これにより181人の新規雇用が創出される見通し。ルイスバーグの新工場では、インストゥルメンタルパネル部品やロッカーブレース、タイバーサポートなどを製造する。

テネシー州のハスラム知事は、マルチマティックの新規投資を歓迎。同州がビジネスに優しい環境づくりに取り組んでいることを強調した。同州には、自動車関連のメーカーとサプライヤーが900社以上、拠点を置いているという。

マルチマティックは1984年の設立で、メカニズム、ストラクチャーズ&サスペンション、エンジニアリングの3部門に分かれている。カナダと米国のほか、メキシコ、英国、ドイツ、中国に生産拠点を置き、世界全体で2000人以上を雇用する。

2015/8/28

 

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