ルクセンブルグに本社を置く自動車部品大手の米系インターナショナル・オートモーティブ・コンポーネンツ(IAC)は24日、英中部の2工場を拡張したと発表した。

47300.jpg


ヘイルウッド工場を6700平方メートル、バーミンガム近郊エルムドンの工場を1万2500平方メートル、それぞれ拡張した。エルムドン工場はジャガー・ランドローバー(JLR)のエンジニアリングセンターと工場に近く、ランドローバーのモデルにインパネトリムなどを供給。ヘイルウッド工場はインパネやコックピット、オーバーヘッドシステムなどをランドローバーの「レンジローバー・イヴォーク」や「ディスカバリースポーツ」に供給している。

IACは英国の5カ所に工場を保有し、国内とアジアの自動車メーカーに製品を供給。英事業の従業員数は2007年の約700人から2200人以上に増加している。

同社の生産拠点は20カ国83カ所に上り、約3万2000人を雇用。2014年の売上高は59億米ドルに達している。

2015/9/25

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する