独NORMA Groupは21日、韓国の自動車メーカーから接合部品の供給契約を受注したと発表した。中国・江蘇省常州市の工場で年間数百万個を生産し、2021年までに約800万台に供給する。供給先の企業名については公表していない。

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NORMAのクランプ「V PP」と「V 2PP」は、ターボチャージャーや排ガス浄化用の尿素システムに使用される。同社の製品を使用するモデルは、17年9月から導入される欧州の排ガス規制「ユーロ6C」に準拠しているという。

同社は、クランプやコネクター、流体用配管システムなどの接合技術を提供。ドイツのほか、ポーランド、チェコ、ロシア、フランス、スペイン、スイス、スウェーデン、英国、トルコ、米国、メキシコ、ブラジル、インド、中国、韓国、マレーシア、シンガポールに計22カ所の工場を展開し、従業員数は6000人以上に上る。

中国市場には2007年に進出。山東省青島市に続き、14年5月に常州市の工場を開所した。

 

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