ドイツの自動車用フィルターメーカーのヘングスト(Hengst)は26日、ポーランド中部ゴスティン(Gostyn)で新工場を開所したと発表した。同社にとって世界で11カ所目の工場。フィルターとフィルターカートリッジを生産し、主に東欧市場に供給する。


ヘングストのRottgering会長は、グローバルにネットワークを広げることで、各地の顧客の需要に対応する狙いがあると述べ、ポーランド工場はグローバルな自動車部品メーカーとしての同社の能力を強化するうえで重要だと強調した。

ヘングストは1958年の設立で、独西部ミュンスター市に本社を置き、ドイツ、ポーランド、米国、ブラジル、中国、インド、シンガポールに拠点を展開。世界で3000人を雇用している。

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する