米国の第三者安全科学機関であるUL(本社:イリノイ州ノースブルック)は4日、中国・江蘇省の蘇州試験所が、モーターの中国強制認証(CCC)の試験を実施する試験機関として、中国国家認証認可監督管理委員会(CNCA)によって正式に認定されたと発表した。CCC制度ではこれまで、中国政府機関や国有企業のみが認証機関、認定試験所として認められており、外国企業としては初めての認定となる。


ULの蘇州試験所(面積約3000平方メートル)は、すでに中国合格評定国家認可委員会実験室認可証書(CNAS)や中国資質認定計量認証証書(CMA)など多くの国際試験認証機関から認定されている。

同社は、知識豊富な専門スタッフと最新の設備を有すると主張。製品試験に要する時間の短縮、製品の適合、中国市場での競争力強化を支援し、モーター製造業者に役立つローカライズされたサービスを提供するとしている。

2016/3/7

 

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