ダイムラーは22日、2018年までに総額2億5000万ユーロ(約315億円)を投じ、ハンガリー中部ケチケメートのメルセデス・ベンツ工場の生産能力を増強すると発表した。投資には、車体工場の新設も含まれる。これにより、次世代のコンパクトカーの生産が可能になるとしている。

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ケチケメート工場は12年3月に操業を開始し、メルセデスの「Bクラス」を生産。13年1月からは「CLA」の生産を開始し、昨年には「CLA シューティングブレーク」の生産を始めている。

メルセデス・ベンツ・ハンガリーのクリスチャン・ウォルフ社長は投資について、「次世代のコンパクトカーの生産を成功させるために必要な条件を整えるためのものだ」と述べている。

今回の投資により、ハンガリー工場への総投資額は13億ユーロ(約1638億円)に達することになる。

2016/3/23

 

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