クラッチ大手のエフ・シー・シー(FCC)は4月28日、日産自動車とジヤトコが共同開発した小型FF車専用のCVT(無段変速機)「Jatco CVT7 W/R」搭載トルクコンバーター用摩擦材をユニプレスから新規受注し、今年1月から本格生産を開始したと発表した。


同摩擦材は、ロックアップクラッチの発進スリップ制御に対応し、耐久性に優れた新摩擦材で、発進時のダイレクト感や燃費向上に寄与するという。

FCCの鈴鹿工場で摩擦材を製造し、中国・広東省仏山市の佛山富士離合器有限公司でロックアップクラッチに接着後、ユニプレスの中国・広東省の子会社、ユニプレス精密広州会社へ納入する。FCCにとっては初のユニプレスからの受注となる。

2016/5/2

 

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