自動車部品大手の英GKNは10日、メキシコ中央高地グアナファト州ビジャグラン(Villagran)に新設したGKNドライブラインの工場が生産を開始したと発表した。新型のプロップシャフトを製造し、アウディやBMW、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、フォード・モーター、ホンダ、日産自動車、フォルクスワーゲン(VW)などの全輪駆動(AWD)車向けに供給するとしている。

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新工場はGKNドライブラインにとってビジャグランで2カ所目の工場となる。投資額は1750万米ドルで、面積は1万2000平方メートル。フル稼働後は年間100万個以上を生産し、380人を雇用する見通し。プロップシャフトのほかに等速ジョイントの生産ラインも備える。

GKNドライブラインは1979年にメキシコに拠点を設立。現在は3工場で2075人を雇用している。

2016/5/11

 

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