自動車部品大手の米ビステオンは16日、ブルガリアでのソフトウエア開発事業を拡充すると発表した。コネクテッドカーや自動運転車(自動走行車)向けの需要増に対応する。


同社は同日、ブルガリアの首都ソフィアに新設した技術センターを開所した。施設の面積は8万9000平方メートルで、700人が開発に従事する。さらに最大で150人を追加雇用する計画。

ソフィアの拠点は2001年に操業を開始。ビステオンにとって世界最大級のソフトウエア開発拠点となっている。

ビステオンは米ミシガン州バンビューレン郡に本社を置き、18か国で40カ所以上に拠点を展開。15年の売上高は32億5000万米ドル、従業員数は約1万1000人に上っている。

2016/5/18

 

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