インドの商用車大手エイシャー・モーターズと全地形対応車(ATV)メーカーの米ポラリス・インダストリーズの合弁会社、印エイシャー・ポラリスはこのほど、ユーティリティービークル(UV)の「Multix」を発売すると発表した。業務用と家庭用の両方のニーズを満たすため、個人事業主向けに開発。価格は26万2970ルピー(約42万9000円)から。地元各メディアが伝えた。

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Multixは5人乗りで、排気量は510.7ccのディーゼルエンジンと4速マニュアルトランスミッション搭載。後部座席を倒すことにより、荷室容量は1918リットルとなり、配達業務などにも利用可能という。さらに「X-Port」機能により、最大3キロワットの電力を取り出すことができ、住宅の照明や音響システム、農機などの電源として使用できる。

■ラジャスタン州の工場で6万~12万台を生産
Multixは、エイシャー・ポラリスの西部ラジャスタン州クーカスの工場で生産。同工場の年産能力は6万台で12万台まで拡大可能という。同社は、同モデルの潜在的な顧客になり得る個人事業主がインド国内に5000万~8000万人いるとみている。

エイシャー・ポラリスは2012年、エイシャーとポラリスの折半出資で設立。デリー近郊の北部ハリヤナ州グルガオンに本社を置く。ラジャスタン州の工場は13年に設置された。

2016/5/20

 

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