インドの自動車最大手マルチ・スズキは27日、小型商用車(LCV)の「スーパー・キャリー」の南アフリカとタンザニア向け輸出を開始すると発表した。すでに約100台を出荷した。
南アとタンザニア向けに輸出するスーパー・キャリーは「G12B」ガソリンエンジン搭載。
同社は、南アジア地域協力連合(SAARC)諸国にもスーパー・キャリーを輸出する計画という。SAARCは1985年発足で、インドのほか、パキスタン、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、ブータン、モルディブの7カ国が加盟している。
■インドでは6月末までに発売
スーパー・キャリーは、インドでは第2四半期(4~6月)中の発売を予定する。一部地域から販売を開始する。
インドで販売する同モデルは「E08」ディーゼルエンジン搭載で、インド市場ではスーパー・キャリー専用の販売チャネルを展開する。
2016/5/30