三菱自動車は21日、双日との合弁会社である生産・販売会社ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ(MMPC)が17日に新プレス工場の起工式を行ったと発表した。新プレス工場は2018年前半に本格稼働を開始する予定だ。

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MMPCはフィリピン政府が発表した自動車産業育成政策「CARS」プログラムへの参加承認を受け、対象車種である「ミラージュ」と「ミラージュG4(日本名:アトラージュ)」生産のため、新プレス工場の建設比約20億ペソ(約45億円)を含む約43億ペソ(約97億円)の設備投資を行う。

新プレス工場の建設は、CARSプログラムの要件の1つである大型自動車部品の現地生産化に対応する目的がある。

三菱は、技術移転を確実にするため、新プレス工場の建設期間中に、MMPCに対して技術支援を行うとともに、新規に雇用される従業員に対して、日本国内の生産拠点で技術指導を行う。

2016/6/22

 

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