スウェーデンの商用車大手ボルボは25日、2014年11月に計上していたカルテル問題に関する引当金に2億5000万ユーロ(約281億円)を積み増したと発表した。引当金は前回と合わせて計6億5000万ユーロ(約730億円)に増えたことになる。


欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は2011年1月に大手トラックメーカー各社がカルテルに関与したとして調査を開始。欧州委員会は14年11月にボルボのほか、ドイツのMAN(マン)とダイムラーに対し、独禁法の調査を正式に開始したと通知し、事実上の黒判定を下していた。違法なカルテル行為が認められた場合、多額の罰金の支払いを命じられる可能性がある。スウェーデンのスカニアとイタリアのイベコも調査対象となっていた。

引当金の積み増し分は今年の第2四半期(4~6月)決算で計上する方針。ボルボは14年11月に最初の引当金を計上した際に、欧州委の調査は初期段階で不確定要素も多いとして、調査の進行具合に合わせて引当金の規模を定期的に見直すとしていた。

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