住友化学は3日、ポリプロピレン(PP)事業の強化のため、新たにメキシコ中部ハリスコ州グアダラハラに販売拠点としてスミカ・ポリマーズ・メキシコを設置し、10月から営業を開始したと発表した。メキシコではこれまで、米子会社を通じてPPコンパウンドを販売してきたが、自動車産業の目覚ましい伸びに伴い、今後も旺盛な需要が見込めると判断した。


また、インド南部タミルナド州チェンナイでは2013年にスミカ・ポリマー・コンパウンズ・インディアを設立し、PPコンパウンドの販売を行ってきたが、堅調な需要の伸びを背景に、新たに生産設備を導入し、9月に竣工式を行った。

PPコンパウンドは、PPに合成ゴムやガラス繊維、無機フィラーなどを混練し、機能性や剛性を向上させた高性能な材料で、自動車のバンパーや内装材のほか、家電製品などにも使われている。

住友化学は、日本とシンガポール、サウジアラビアの3拠点で年産170万トン規模のPP生産体制を構築。これらの原料ソースを最大限に生かし、世界各地にPPコンパウンド事業拠点を展開している。

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