現代自動車グループ傘下の起亜自動車は27日、インド東南部のアンドラプラデシュ(AP)州に新工場を建設すると正式に発表した。今年の第4四半期(10~12月)中に起工し、2019年の下半期中に生産を開始する予定だ。


生産能力は年間30万台で、戦略車種として位置付けている小型セダンとインド市場向けに開発する小型SUV(スポーツタイプ多目的車)を製造する計画。投資額は11億米ドルに上る。

新工場はAP州のアナンタプル県に位置し、面積は2300万平方フィート(約2.16平方キロメートル)に及ぶ。プレスや溶接、塗装といった工程と最終組立ラインなどで構成される。

■現代自のサプライヤー網を活用
起亜はインド進出に際して西部のグジャラート州に進出することも検討したとされる。だが、インド国内で2位の乗用車メーカーとなっている現代自動車の工場がAP州に隣接するタミルナド州のチェンナイにあることから、既存のサプライチェーンを活用できるため、AP州での建設を決めた。

現代自のチェンナイ工場は年間70万台超までの生産が可能とされてきたが、すでに上限近くに達しており、輸出を抑えている状態だったことも起亜の進出につながった。また、AP州ハイデラバードには現代自の研究開発(R&D)センターも置かれている。

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