カナダの自動車産業の労働者が加入する最大労組のユニフォー(Unifor)は9日、自動車座席製造大手の米リア・コーポレーションがカナダのオンタリオ州ウィットビー(Whitby)工場を閉鎖する方針を撤回することで合意したと発表した。


リアは今年2月にユニフォーの第222支部に対して同工場の閉鎖を通告していたが、その後の協議によって閉鎖は撤回され、2019年7月1日までを期限とする2年契約を締結した。これにより、同工場の354人の雇用が維持されることとなった。会社が指定する従業員が早期退職に応じた場合には5万カナダドル(約418万円)を退職金に上乗せすることでも合意している。

同工場は主にゼネラル・モーターズ(GM)のオシャワ工場で生産しているモデルの座席を製造している。今回の合意では、GMオシャワ工場で18年1月から生産が始まる予定のコードネーム「K2XX」のピックアップトラック用の座席をリアのウィットビー工場で製造することになり、閉鎖が撤回される運びとなった。

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