スペインの自動車プレス部品メーカー、ゲスタンプはこのほど、米ミシガン州オーバーンヒルズで研究開発(R&D)センターを開所したと発表した。顧客である自動車メーカーからの照会などに即時で対応するほか、新型車の開発段階からのプロジェクト参画を見込んでいる。


同センターは研究室や耐久試験設備のほかにレーザー加工やロボットによる試作品の製造施設なども用意しており、衝突シミュレーションに至るまでの開発プロセスに加わることが可能。年内に技術者など64人を配置する予定だ。

同社はミシガン州内に米国本社を置くほかに3工場を保有する。州内の従業員数は852人となっており、現在は同州東南部のウォッシュトノー(Washtenaw)郡でも新たな工場の建設を進めている。

■テネシーで新工場を開所
同社はまた、米国南部のテネシー州チャタヌーガで新工場を開所したと明らかにした。米国内で8カ所目、世界全体で100カ所目の工場としている。近隣のフォルクスワーゲン(VW)のチャタヌーガ工場などにホットスタンピング加工製品を供給する。

投資額や従業員数については公表していないが、2015年6月の発表ではチャタヌーガの既存工場内にスタンピング部品の新工場建設分を含めて1億8000万米ドルを投資すると説明していた。ゲスタンプには三井物産が12.525%を出資していることで知られている。

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