自動車触媒事業を手掛けるユミコアは20日、デンマークの触媒メーカーであるハルダー・トプソー(Haldor Topsoe)から大型商用車用ディーゼルエンジンと定置エンジン向け触媒事業を買収すると発表した。買収額は9億デンマーク・クローネ(約150億5000万円)で、買収後の業績に応じてアーンアウト(追加支払い)も行うとしている。


関係当局の承認などの手続きを経たうえで、年末をめどに取引を完了させる予定だ。ユミコアの業績には2018年度から組み入れる。

買収対象となった大型商用車と定置エンジン向け触媒事業の従業員数は280人で、デンマークのフレデリクスサンド(Frederikssund)、米ヒューストン、中国の天津、ブラジルのジョインヴィレに工場を展開。デンマークのリュンビュー(Lyngby)に研究開発センターを置いている。

ユミコアは今回の買収により、特に欧州と中国で顧客ベースが拡大するほか、排ガス基準のユーロ6に対応した大型商用車向けエンジンの触媒、ガス火力発電所や船舶向けの定置エンジン向けの触媒などで競争力を引き上げることが可能になると説明した。

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