堀場製作所(本社:京都府京都市)傘下で車両開発エンジニアリングや試験設備の提供を行う英ホリバマイラ(HORIBA MIRA)は5日、エミッション・テスト・センター(AETC:Advanced Emissions Test Centre)を開設したと発表した。800万ポンド(約11億7000万円)を投資し、テストとエンジニアリング能力を強化した。


AETCは、英中部バーミンガム近郊ナニートンのホリバマイラ本社に開設。面積は1万2000平方フィート(約1115平方メートル)で、ユーロ6の乗用車などの国際調和排出ガス・燃費試験法(WLTP:Worldwide Harmonized Light Vehicles Test Procedure)などの世界的コンプライアンスのためのテスト能力を提供し、実路認証(RDE:Real World Driving Emissions)のテスト能力も組み込んでいる。

■マイナス20度~プラス35度の条件で検査
四輪駆動(4WD)耐候シャーシ・ダイナモメーターを中心にしており、耐候ソーク室3室とアンビエント・ソーク室1室がある。4WDダイナモメーター、気候条件の範囲、最先端のHORIBA排出ガスシステムの組み合わせにより、マイナス20度~プラス35度までの気候条件で排気汚染物質を特定することができるという。

同施設のエンジニアは自動車メーカーと連携し、追加のRDE型式認証(Type Approval)など、現在および予測し得る将来の排出ガス規制に適合するあらゆる排出ガステストを提供する。

堀場製作所は2015年7月、英子会社を通じ、1946年設立のマイラを買収。自動運転車(自動走行車)や電気自動車(EV)、超低燃費自動車など次世代モビリティ開発の最先端分野で事業を拡大する方針を示している。



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