フィンランドの完成車受託生産会社のヴァルメト・オートモーティブ(Valmet Automotive)は11日、同国南西部のウーシカウプンキ(Uusikaupunki)工場で同社として初の第3シフトを導入したと発表した。24時間体制のフル稼働を実現したことになる。


同工場では2013年にメルセデス・ベンツ「Aクラス」、今年2月にメルセデス・ベンツのスポーツタイプ多目的車(SUV)「GLC」の受託生産を開始。両モデルとも好調な販売が続いていることから増産対応が必要となった。

塗装ラインとGLCのボディ製造工程では5月から第3シフトを導入しており、11日から最終組立ラインでも第3シフトを導入した。現在は週5日制で操業しているが、8月からは週6日制に移行することで、さらなる増産を予定している。

■半年間で従業員ほぼ倍増
従業員数も大幅に増えており、今年1月の時点では1900人だったが、現在は3500人まで増えており、年内に3700人まで増える見込みだ。

ヴァルメトは1968年、フィンランドのヴァルメトとスウェーデンのサーブ―スカニアとの合弁会社として設立。69年からサーブ車の生産を開始した。92年にヴァルメト単独の所有となり、95年にヴァルメト・オートモーティブに改称した。

ヴァルメトの筆頭株主はフィンランドの投資会社であるポントス(Ponts)とベンチャーキャピタルのテシ(Tssi)の2社で、ヴァルメトに対する出資比率はいずれも39%。今年1月には中国のリチウムイオン電池メーカー大手である新能源科技(英語表記はContemporary Amperex Technology Limited、CATL)から22%の出資を受けたと発表していた。

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