独ダイムラーと中国の奇瑞汽車は14日、両社の電気自動車(EV)のブランド名が酷似している問題について和解したことを明らかにした。これにより、ダイムラー傘下のメルセデス・ベンツは「EQ」ブランド、奇瑞は「eQ」ブランドをそれぞれ使用することが可能となった。


ダイムラーは昨年、メルセデス・ベンツがEV専用ブランドのEQを立ち上げると発表した。これに対して、2014年から小型EVについてeQのブランド名を使用していた奇瑞は今年3月、同社の商標権をメルセデスのEQが侵害すると主張し、中国政府の国家工商行政管理総局に訴えを起こしていた。

協議の結果、両社は中国市場と中国以外の市場でともにEQとeQのブランドを使用することを相互に認めることで合意した。

ダイムラーの中国事業を統括するトロスカ取締役は、奇瑞のeQブランドが中国で高い評価を得ていることを尊重すると強調。奇瑞の陳安寧総経理は「ウィンウィンの合意に達することができたことを歓迎する」と述べている。

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