現代自動車は19日、北京汽車との中国合弁会社である北京現代汽車が重慶市で建設を進めていた第5工場が完成したと発表した。同日に先行量産車の製造を始めたものの、正式には8月中に量産を開始する。年産能力は30万台で、現代自の中国国内生産能力は165万台となる。年内は3万台の生産を予定する。


投資額は10億米ドルで、2015年6月に起工した。敷地面積は203万平方メートルで、床面積は29万8000平方メートル。エンジン工場も併設しており、年産能力は完成車をと同じ30万基。

最初の生産モデルは小型セダンで、2019年末までに小型セダンを2モデル、小型SUV(スポーツタイプ多目的車)を2モデル、計4モデルの生産を開始する。

■20年までにSUVを拡充
現代自はSUVのモデル数を増やす方針で、現在の4モデルから2020年には7モデルとなる見込み。

ラインアップ全体でも現在の12モデルから20年には14モデルに増える。20年にはラインアップの半数がSUVとなる。

ただ、現代自の6月の中国販売台数は前年同月比64%減の3万5049台となっており、起亜自動車の6月の販売も58%減の1万9003台と落ち込んでいることから、新工場を開所しても大幅な供給過剰に陥るのではないかとの懸念もあるようだ。

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