新日鉄住金は25日、インドネシアのクラカタウ(KRAKATAU STEEL)との自動車用鋼板製造・販売事業を行う合弁会社、KRAKATAU NIPPON STEEL SUMIKIN(KNSS)の工場の営業運転を24日に開始したと発表した。自動車用冷延鋼板と(合金化)溶融亜鉛めっき鋼板の製造と販売を手掛ける。年産能力は48万トン。


インドネシアの自動車市場はさらなる伸長が期待されており、防錆鋼板・高張力鋼板などに対する自動車メーカーのニーズ拡大も見込まれている。これに対してKNSSは、連続焼鈍ライン(冷延鋼板製造用)と溶融亜鉛めっきライン(亜鉛めっき鋼板製造用)を一体化させた最新鋭自動車鋼板製造ライン「Galvanizing,Annealing and Processing Line(GAPL)」を設置することで、自動車用外板、1.2GPa級までの高張力鋼板を含む高級・高品質の冷延鋼板・溶融亜鉛めっき鋼板を提供し、インドネシア自動車メーカーのニーズに的確に対応していくという。

KNSSは2012年12月の設立で、出資比率は新日鉄住金が80%、クラカタウが20%。バンテン州チレゴン・クラカタウ工業団地内に工場を置き、設備投資額は約3億米ドル、従業員数は約280人に上る。

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