スウェーデンのベアリング(軸受)大手SKFは3日、BMWと和解したと発表した。BMWは昨年11月、SKFを含む軸受大手数社によるカルテルで被害を受けたとして英国で提訴していた。


SKFは和解の内容について、BMWに被害を与えたことは認めなかったと主張する一方、BMWとの長期的な関係に配慮したと説明。SKFの業績に大きく影響することはないとも付け加えており、和解金を支払ったことを示唆した。和解金の額など条件の詳細については言及していない。

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は2014年3月、ボールベアリングで価格カルテルを結んでいたとして、シェフラーやSKF、日本の自動車部品メーカー3社を含む5社に対し、総額9億5330万ユーロ(約1245億円)の制裁金の支払いを命令。このうちSKFに対する制裁金は3億1510万ユーロ(約411億円)だった。当局によると、5社は2004年4月~11年7月の7年間、ボールベアリングの価格を調整していたとされる。

SKFのカルテルを巡っては、今年7月にもダイムラーがドイツで損害賠償を請求する訴訟を提起している。PSAグループも昨年4月に英国で提訴している。

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