自動車部品大手の米デルファイ・オートモーティブは18日、ライダー(レーザー光線を使った距離計測技術、Lidar)技術を開発するイスラエル企業のイノビズ・テクノロジーズ(Innoviz Technologies)と提携すると発表した。イノビズに少数株主として出資するが、出資比率などの詳細については公表していない。


イノビズのライダー技術は特に高速走行時に遠距離の物体を認識し、3Dマップを生成するといった面に強みがあり、小型化することで車載品としての利便性も高めたとしている。2018年中に発売予定の「イノビズプロ(InnovizPro)」は150メートル先の、19年中に発売予定の「イノビズワン(InnovizOne)」は200メートル先の物体をそれぞれ認識することができるという。

■設立は16年、軍からスピンオフ
イノビズは2016年1月に設立されたばかりのベンチャー企業で、イスラエル軍の開発部門出身の技術者らが中心メンバーとなっている。デルファイと提携することで、販路を確保したことになる。

ライダーは小さな物体や狭い空間をレーダーよりも正確に認識し、360度の範囲を感知できることに強みがある一方、霧や雨、雪の環境では感度が低下するといった特性があるとされる。

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