ドイツの自動車用ケーブルメーカー、レオニ(Leoni)は18日、自動運転車(自動走行車)用のHaDケーブルハーネス(ワイヤーハーネス)の組み立てを2020年までに完全自動化すると発表した。


同社は2014年からワイヤーハーネス製造の自動化に着手。15年からはソリッドブスバー製造の完全自動化を開始し、フレキシブルバッテリーワイヤーの製造も完全自動化されている。

レオニはさらに、HaDケーブルハーネスの組み立ても完全自動化する考え。背景には、自動運転車の開発が進むなか、データ伝送の量が飛躍的に増加し、ケーブルの需要が増大するとの見通しがある。データ伝送用のケーブルの製造工程は複雑であるため、将来的には完全自動化が標準となる見込みという。

2017/8/22

 

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