ダイキン工業は23日、タイにフッ素化学製品の販売や技術サポート、マーケティング機能を持つダイキン・ケミカル・サウスイーストアジアを設立し、2018年1月から営業を開始すると発表した。新会社では、空調機向けの冷媒ガスの安定供給、自動車向けのフッ素樹脂・ゴム製品の販売強化に加え、分野別のマーケティングや用途開発による需要の掘り起こしにより、市場が拡大する東南アジアでのフッ素化学事業の拡大を図る。


東南アジアでは、近年の経済発展によりベトナムやインドネシアなどで空調機の普及が拡大しており、エアコンに使う冷媒ガスの需要が伸びている。また、世界各国の自動車や電機メーカーの工場が数多く進出し、現地での調達、開発機能も拡大している。完成品に組み込まれる部品や素材の高機能化に伴い、フッ素樹脂やゴムなど、フッ素化学製品の需要が高まっており、東南アジアのフッ素化学市場は年間6~7%の成長を続け、今後も拡大する見通し。

同社は、多くの自動車や電機メーカーが進出するタイに新会社を設立し、東南アジアでの化学事業だけでなく、空調事業のアフターサービス分野の強化にもつなげ、アジア市場でのグループ全体の事業拡大を目指す。

自動車向けなどには、フッ素樹脂やゴム製品などの拡販を図るとともに、エンドユーザへの提案・技術支援や加工メーカーとの連携を強化し、顧客のニーズを捉えた用途開発を加速する。

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