米国での自動車座席の品質・満足度調査でカナダのマグナ・インターナショナルが全7部門中の3部門で首位を獲得したことが、調査大手JDパワーの調べで明らかになった。


昨年1月に米ジョンソンコントロールズから座席部門がスピンオフ(分離・独立)して成立したアディエントがマグナに次いで2部門で首位となっている。残り2部門はリア・コーポレーションと米アバンザー・インテリア・テクノロジーズが1部門ずつで首位となった。

このランキングでは例年、アディエント(旧ジョンソン座席部門)が安定した強さを示してきたが、今回はマグナが最多となった。日系ではTSテックが量販小型乗用車と高級SUV、量販小型SUV・MPV(多目的車)、量販トラック/バンの3部門で2~3位に入ったほか、トヨタ紡織も高級乗用車と量販中・大型SUV(スポーツタイプ多目的車)の2部門で2~3位に入っている。このほかにもデルタ工業やタチエスもランク入りした。

■米サプライヤーの座席が韓国車で高評価
14年からは現代自動車シート部門など韓国系メーカーの存在感も強まってきたが、今回は各部門の上位3モデル以内に入れなかった。ただ、完成車のモデル別で見ると、起亜「カデンザ」や現代「ツーソン」などがランク入りしており、それぞれアディエントとリアの座席を採用している。

JDパワーは座席の品質や性能について100台当たりでどれだけの問題点が指摘されたかを調査し、指数化した。昨年11月~今年2月に2017年モデルの新車を購入してから90日以内のオーナー、7万7000人以上から回答を得ており、品質については指数が低いほど評価が高いことを示している。一昨年までは公表していた業界平均については今回も言及しなかった。



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