プラスチック部品メーカー大手の独ロシュリング・オートモーティブ(Roechling Automotive)は4日、スペイン東部テルエルに同国の第2工場を開所したと発表した。新工場は、フォード・モーターの東部バレンシア工場にプラスチック部品を供給する。土地の取得を含む総投資額は1600万ユーロ(約20億8000万円)に上る。面積は4万平方メートルで、従業員数は約30人。


同社の自動車部門を統括するドール氏は、需要に対応するために工場を新設したと説明。新工場はロシュリング・オートモーティブにとって世界で40カ所目の生産拠点となる。

新工場では当初、フォードにホイールアーチライナーやデフレクター、デザインカバーを供給。年内にカウルグリルの供給を開始し、来年からはアクティブグリルシャッターや尿素SCRタンクの生産も計画している。

■スペイン各地のカーメーカーに対応
ロシュリングは、新工場がオペルのサラゴサ工場、フォルクスワーゲン(VW)傘下セアトのマルトレル工場のほか、日産自動車のバルセロナ工場、PSAグループのマドリード工場にも供給できる位置にあるとした。

同社はさらに4万平方メートル相当を増設する計画。2019年までにフル生産体勢に入り、総投資額は約2100万ユーロ(約27億円)、従業員数は約100人に達する見込みという。

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