ドイツの自動車部品大手のボッシュとマーレは7日、両社の合弁事業であるボッシュ・マーレ・ターボ・システムズ(BMTS)を香港の投資会社FountainVest Partners に売却することで合意したと発表した。売却額などの詳細は非公開。ボッシュとマーレは今年1月、BMTSを売却する意向を明らかにしていた。


BMTSは2008年の設立で、乗用車と商用車用のターボチャージャーの開発と製造を手掛けている。従業員数は約1300人。主な生産拠点は独シュツットガルトとブライハッハ(Blaichach)のほか、オーストリアのザンクト・ミヒャエル(St. Michael)、中国・上海にある。

ボッシュのモビリティソリューションズ部門を統括するブーランダー取締役は1月、BMTSが顧客から大規模な発注を受けているものの、すでに既存工場の稼働率が高いために対応できないと説明。事業拡張が必須だとしていた。一方でボッシュとマーレは現在、新規事業の開拓に注力しており、BMTSへの追加投資は考えていないことから、売却を決めたとしている。

■タカタ買収のKSSにも出資
FountainVest Partnersは、タカタの事業を買収する米キー・セーフティー・システムズ(KSS)にも出資している。KSSはミシガン州に本社を置き、親会社は中国の自動車部品メーカーの寧波均勝電子。

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