東洋ゴム工業は28日、米国とマレーシアのタイヤ工場の生産能力を増強すると発表した。ピックアップトラックやスポーツタイプ多目的車(SUV)用の大口径タイヤを中心とする需要増に対応し、供給体制を強化する。総額で約350億円を投資する。


■米工場は年産能力240万本追加
米ジョージア州の工場に約140億円を投じ、2018年2月から年産能力240万本(乗用車用タイヤ換算)の新工場棟を建設。19年4月に生産を開始する。新工場の第1段階の年産能力は120万本。現工場の年産能力は1150万本。ピックアップトラック、SUVなどライトトラック用の20インチ以上のタイヤで、米工場は北米市場のシェアが約40%に上っている。

■マレーシア工場は年産480万本追加
マレーシア西部ペラ州の工場に約210億円を投資し、18年8月に年産能力480万本(乗用車用タイヤ換算)新工場棟を着工。19年10月に生産を開始する。新工場の第1段階の年産能力は240万本で、第2段階で480万本に引き上げる。

現工場の年産能力は500万本となっている。同工場は、東南アジアのほか、欧州、北米、日本にタイヤを供給するグローバルハブ機能を持つ。

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