フォードのインド子会社、フォード・インディアは5日、新型の1500cc「Ti―VCT(連続可変バルブタイミング機構)」3気筒ガソリンエンジンを発表した。西部グジャラート州サナンドの工場で生産し、国内外の工場に供給する。まずは年内に発売される新型「エコスポーツ」に搭載される。部品の80%はインド国内のサプライヤーから調達するという。


新型エンジンの最高出力は123ps、最大トルクは150Nm。アルミ製のエンジンブロックとシリンダーヘッドを採用し、軽量化を実現。排気マニホールドとシリンダーヘッドを一体化し、二酸化炭素(CO2)の排出量を7%削減した。可変式オイルポンプの採用で摩擦によるエネルギー損失を軽減し、燃費を向上させた。

サナンド工場は2015年3月に開所。年産能力は完成車が24万台、エンジンが27万基となっている。

2017/10/6

 

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