フォード・モーターは12日、ルーマニア南部クライオバ(Craiova)の組立工場で、小型SUV(スポーツタイプ多目的車)の「エコスポーツ」の生産を開始したと発表した。欧州市場では現在、インドのチェンナイ工場で生産したエコスポーツを輸入販売しているが、需要が急増していることから、今秋から欧州市場向けの同モデルの供給は、ロシアを除き、すべてルーマニア工場からの輸出に切り替える。フォードのSUVの欧州市場での販売は昨年27%増加。今年は30%以上の増加が見込まれている。


ルーマニア工場は欧州のほか、オセアニアのニューカレドニアや中央アジアのトルクメニスタン、南アフリカなど56の市場にエコスポーツを供給する。

エコスポーツの生産開始に伴い、ルーマニア工場では年末までに1700人を追加雇用。同工場の従業員数は3900人に増加する。

フォードは2008年3月、経営不振のルーマニアの自動車メーカー、オートモービル・クライオバを買収。クライオバ工場に累計10億ユーロ(約1328億円)以上を投資した。同工場では1000ccの「エコブースト」エンジンの生産も行っている。

2週間無料お試し購読
購読を開始する