BMWは24日、華晨汽車集団有限公司との合弁会社である華晨宝馬汽車(華晨BMW)が遼寧省瀋陽市で電池工場を開所したと発表した。同社として中国では最初、世界ではドイツと米国に次いで3カ所目の電池工場となる。高級車メーカーが中国に設置した電池工場としても初としている。


電池工場への投資額や生産能力については公表していない。電池セルを外部から調達したうえで、ペーパーバックサイズの電池モジュールに加工し、制御ユニットや冷却ユニットなどを組み合わせてアルミニウム製のハウジングに組み入れ、電池パックを製造する。

電池工場は完成車とエンジンを製造している瀋陽大東工場に隣接している。瀋陽大東工場は主にBMW「5シリーズ」のロングホイールベース車を製造しており、近く5シリーズのプラグイン・ハイブリッド車(PHV)の製造も開始する予定となっている。瀋陽鉄西工場ではすでにBMW「X1」のPHVが製造されており、両工場のPHVに電池パックを供給する。

■電動車の世界販売は64%増加
BMWは2025年までに世界販売台数の15~25%が電気自動車(EV)やPHVなどの電動車によって占められると予測している。今年1~9月のミニブランドを含めた電動車の販売台数は前年同期比64.2%増の6万8687台で、今年通年では10万台の販売を目指している。

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