自動運転車(自動走行車)向け3Dビジョンシステムを開発する米ベロダイン・ライダー(Velodyne LiDAR)は7日、世界最高の解像度と最長の到達距離、最大視野を兼ね備えたライダー(レーザー光線を使ったセンサー)を開発したと発表した。新製品の「VLS―128」は128本のレーザービームを照射。同社のレーザービーム64本の「HDL―64」に代わり、自動運転車(自動走行車)と先進運転支援システム(ADAS)搭載車の新基準になるとしている。


VLS―128の解像度はHDL―64の4倍で、到達距離は2倍。一方でサイズはHDL―64の70%に削減とした。ベロダインは同時に、生産コストを大幅に削減したと説明し、大量に注文が入ればさらに引き下げることが可能としている。

VLS―128は、カリフォルニア州サンノゼに新設した面積20万平方フィート(約1万8580平方メートル)の工場で生産される。同社は過去半年余りで従業員数を倍増し、ライダーの生産能力を4倍以上に拡大している。

ベロダイン・ライダーは1983年の設立で、シリコンバレーに本拠を置く。2005年に世界初の3DリアルタイムLiDARセンサーを発明して、特許を取得した。同社のサラウンドビューセンサーは長距離で最大360度をカバー可能で、世界の数千台の車両に搭載されている。

 

2週間無料お試し購読 購読を開始する