ロシアの自動車大手GAZグループは21日、同国西部のニジニ・ノブゴロド工場で三菱自動車の新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「パジェロ・スポーツ」のフレーム製造を開始したと発表した。PSAグループと三菱自の合弁事業であるPCMAロシアのカルーガ工場に供給する。


GAZは2013年に現行モデルのパジェロ・スポーツのフレーム製造を初めて受託しており、パジェロ・スポーツのフルモデルチェンジに合わせて新型車のフレーム製造も受託した。オートマチックとマニュアルのトランスミッションを搭載する車両に合わせて2種類のフレームを製造し、防食コーティングを行ったうえで三菱自に供給する。

新モデルのフレーム受注に向け、GAZはセミオートマチック溶接機の導入や溶接ライン上の搬送設備の敷設などの改修工事を実施。三菱自からは品質検査用設備が搬入されたとしている。

■部品事業で成果続々
GAZはバンなどの商用車を主力モデルとする完成車メーカーだが、近年では部品事業にも注力しており、昨年にはフォード・ソラーズからエンジン部品などを受注。今年に入ってからもベルギーに本社を置くブレーキシステムメーカーのワブコからも部品を受注したほか、メルセデス・ベンツからもエンジンの製造を受託するなど、実績を積み上げている。

 

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